2012年1月9日月曜日

レーシックのメリットデメリット

メリット

何といってもメガネやコンタクトレンズが不要になること。
スポーツ選手がレーシック手術を多く受けるのはこのためである。

仕事上ある程度の裸眼視力が必要な職業、警察官や電車、バスの運転手等も就職前に受けているケースがある。

入院をする必要性がなく、手術も短時間で済むのがうれしい。 手術費用も以前に加入した生命保険などが適用されれば、ほぼ無料になることがある。

デメリット

レーシック手術を希望する人すべてが受けられる手術ではない(合併症がある等で適応できない人や角膜厚が足りない人など)。 近視の進行する10代などの若いうちは手術が受けられない(ただし18歳以降なら可能)。

他の手術と同じく失敗や手術後合併症等のリスクがゼロではなく、 歴史もまだ浅くいため安全性が確立されていないと言える。

稀にコントラスト感度が低下することがある。

手術後ドライアイや一過的にハロ・グレアが出現することがある。 眼圧が手術前よりも低下するため、手術後実際の値よりも過小評価される。そのために眼圧検査時はレーシックを受けたことを申告する必要がある。

角膜を削り過ぎると遠視になる。そうなると再修正することは困難になる。

裸眼視力はほぼ間違いなく向上するが、メガネやコンタクトレンズを使用した時の視力はかえって低下することもある。

夜間瞳孔が開くと、角膜周辺部の手術前と変わらない曲率をもつ部分を通った光線が網膜に到達するようになり、物が二重に見えることがある。角膜中心部の曲率しか変わらないためである。

白内障手術の際には、眼内レンズの度数ずれをおこすこともある。

日本の場合レーシック手術は、公的医療保険の対象とならない。

航空身体検査基準に不適合となり、日本の航空各社の場合パイロットになれないなど、一定以上の視力を必要とする職業においてレーシックでの回復を認めていない場合がある。
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