2009年2月5日木曜日

レーシックの欠点 社会的なもの

航空身体検査基準ではレーシックなどの屈折矯正手術の既往は不適合である。一方、度数が±8ディオプトリー以内ならば眼鏡やコンタクトレンズの使用は差し支えない。

かなり強い近視でも眼鏡で視力が出れば飛行士になれるが、軽い近視でもレーシックで治してしまったら飛行士にはなれない[1]。第二種(自家用)免許ならばレーシックを受けていても夜間視力やコントラスト感度が大きく低下していない旨の診断書を添付して国土交通大臣に特例を申請すれば認められる可能性が残されているが、眼鏡による矯正ならば特例でなく通常に認められるので、レーシックを受けていることが飛行士への道の妨げになることには変わりない。

ボクサーや警察官など激しい身体接触を伴う職業に現に就いている者やこれから就く者は、レーシックを受けて角膜が薄くなることで打撲による眼球破裂の危険が高まることを認識した上で、それでも構わないと自ら判断した場合のみ受けるべきである。 日本では公的医療保険の対象とならない。
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